『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』 文庫化です！

『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』　がとうとう文庫化されました！

解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯 (河出文庫) (2013/08/06) ウェンディ・ムーア 商品詳細を見る

１８世紀イギリスに実在した解剖医 ジョン・ハンター の型破り人生を、活き活きと描いたノンフィクション。
もちろん、マンガ 『解剖医ハンター』 の原典にして、そもそもの出発点である一冊です。
単行本版 『数奇な生涯』 はしばらく入手難状態になっていたようですが、
今回の文庫化でよりお手頃な価格で読めるようになりました。
実在の医師を扱ったノンフィクションといっても、
本書は、軽快かつユーモラスな文体で、「んなアホな」エピソードを連発する、
奇想天外・目ウロコ読み物です。 目一杯楽しめます。
今回は、この本の紹介とともに、マンガ版との関係について少し記しておきます。
（いまさらな話題ではあるのですが、興味のある方もおられるかも…ですので…）

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『解剖医ハンター』３巻・本日発売です！

みなさん……約束の２月３日がやってまいりました……（＾－＾）

『解剖医ハンター』　最新３巻・本日発売です！
これで最終巻・完結（全３巻）となります。

解剖医ハンター ３（リュウコミックス） (2012/02/03) 吉川　良太郎、黒釜　ナオ 他 商品詳細を見る

１８世紀ロンドンに実在した異能の解剖医ジョン・ハンター。
「死体泥棒」の汚名を着つつ、時代の無知・宗教的制約に挑戦し、
近代医学を創始した大奇人――最後の物語。

３巻は、医学史的な題材とドラマを重視した、二部構成です。
「Dr.ドリトル誕生」
　若きハンターの修行時代。　師との出会い、成長と葛藤の物語。

「ナイフを継ぐ者」
　ロンドンの大病院で起きる連続殺人事件。　犯人の嫌疑をかけられるハンター。
　一方、ハンターの弟子ジェンナーは、医療の限界に直面する。
　師と弟子。二人の「医師の道」の行く末は……。


……という感じで、内容紹介と宣伝でした(^^)
『解剖医ハンター』は個人的には、
「マニアックな題材ながら、ストレートで王道なドラマ」
を目指した作品です。
３巻に関しては、その目標をかなりの部分で、
「未熟な自分のいまの能力なりに」実現できたように感じています。

是非読んでみてください。　よろしくお願いします！

わりとそのぉー……自信あるのです……はい　^_^;

『解剖医ハンター』 ブログはじめます

どうも。えーと、突然ブログを始める気になった、黒釜ナオです。

このブログは、自分の描いているマンガの事や、それと全く関係のないワタクシ事や、
まあなにやら適当な思いつきをずらずらと書き連ねてみよう、という個人的実験場です。

ああそうでした。ええ。一応、わたしマンガ家なのです。
『解剖医ハンター』　というマンガを、
月刊ＣＯＭＩＣリュウ（徳間書店）にて連載中だったりします。
単行本コミックスも１～２巻が現在発売中です。

解剖医ハンター 1 (リュウコミックス) (2009/11/13) 吉川 良太郎、黒釜 ナオ 他 商品詳細を見る

マンガともども、このブログもそれとなく、よろしくお願いします。

で、肝心のマンガですが、中身はどーゆうモノかと申しますと、
ちょっと一言では申し上げにくい(笑)、いろいろと大変な内容なもので、
次回からキチンとご紹介いたします。

じゃあひとまず、仮にも絵描きなんだから、さらっと絵で見ていただこうじゃないの、
という感じでこれです↓


この人が、マンガの主人公「ジョン・ハンター」ですね。
まあ、この絵は、キャライメージを固めてゆく段階の、習作版ハンターですが。
髪の色は史実通り、赤毛。　ていうか、いくらなんでも赤すぎるねコレは。
あ、この人は歴史上の実在人物なのです。
１８世紀イギリスの解剖医、ジョン・ハンター。
その活躍と、生きた時代を描くマンガです。
ほんとうにこんなに美形な男だったかどうかは、遠い時の彼方の謎としておきましょう。

では次回、本格的にマンガの宣伝・じゃなかった・紹介をさせていただきます！